奈良先端科学技術大学院大学 大解剖

知名度皆無エリート大学院である奈良先端科学技術大学院大学の魅力に迫ります

NAIST 大解剖 奈良先端科学技術大学院大学

  1. NAISTとは

    国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(Nara Institute of Science and Technology)の呼称として"NAIST"と親しまれています。

    国内最高峰の研究を行っている大学院であり、界隈からは京大や阪大と肩を並べるエリート大学院としても知られる、知る人ぞ知る国立の大学院大学です。

    ※最近京都学園が改名した私立京都先端大とは全く無関係の大学です。NAIST知名度が一般的には皆無なので...世間体では風評被害が...
  2. 大学院大学とは
    学部を持たない大学院だけの大学のことを大学院大学といいます。どの大学院大学も研究に特化されており研究好きな学生が全国から受験します。
    日本を代表する大学院大学
    ・沖縄先端科学技術大学院大学[OIST]
    奈良先端科学技術大学院[NAIST]
    総合研究大学院大学[SOKENDAI]
    北陸先端科学技術大学院大学[JAIST]
     どの大学も研究分野において最先端な研究が行われており
     特にOIST/NAIST/SOKENDAIは毎年東大,京大に匹敵する研究成果を上げています.
  3. NAIST偏差値
    偏差値とは大学受験生を対象に大手予備校が算出しているため、大学院には偏差値という概念はありません。しかし一般にTOEICのスコア600~800点は求められる点や研究・学生のレベルから、京都大学大阪大学とも引けを取らず旧帝大クラスであると言われおり、比較対象では旧帝大(九大北大)や東工大がよくあげられます
  4. NAIST出身大学
    大阪大学神戸大学など難関国立から地方国立大,関関同立(のトップ層)に至るまで様々なバックグラウンドを持った学生が集まってきます。
  5. NAIST研究力
    NAISTは他の国立大学と比べても学生数が圧倒的に少ないのが特徴的です。そのため手厚い指導と研究に没頭した学生生活を送ることが出来ます。Nature Index等、質の高い論文数を競う大学ランキングでは2012-2017年で全国7位を記録しています。(NAISTの学生数は東大,京大(理系)などの大学院生数と比較して1/7程だそうですごい実績であることが分かりますね!!)
    そのこともあり教員一人あたりの/研究経費/科研費補助金採択件数/科研費補助金配分額においては全国1位であり、外部受け入れ研究費も全国2位であることから国や社会からも厚い信頼を得ていることが分かります。
  6. 国際性豊かな大学院
    NAISTでは英語で授業も行われていることもあり留学生比率が非常に高いです。
    ・留学生比率は全学生数の[修士28%/博士54%]を占めており
    修士課程の学生4人に1人、博士課程の学生2人に1人は留学生となっています。恐らく理系であれば、全国1位の留学生比率を誇っています。
  7. NAISTの就職実績
    情報領域、物質創成科学領域の学生は旧帝大に匹敵する就職実績を誇ります。
    特に情報領域の学生はGAFATencentなどからも採用実績があるほどです。
    どの領域においても田舎に軟禁され授業と研究漬けの学生生活を送るので実力も相当つきます。その点企業からも信頼されている結果なのでしょうか。卒業生も企業の方からは旧帝大と同等に扱っていただけたと聞きます。
  8. NAISTの立地
    学研北生駒駅から徒歩20分の位置に立地しており、大自然に囲まれた場所にあります。ですので必然的に研究室にいる時間が長く研究中心の生活を送ることになります。ただし大学敷地内に学生寮/食堂/コンビニ、徒歩10分圏内にはスーパーもあるので生活には困りません。しかし早稲田や慶応出身など都会人は辺境地過ぎると嘆いていました笑(※その内慣れます)
  9. NAISTまとめ
    研究好きにはイチ押しの大学院です!